こんばんは





私はここ数日、なぜか、

部屋の掃除意欲が高まっています!




不要な物を捨てたり、
普段掃除しない所を磨いてみたり。




部屋がキレイになると
気分もスッキリしますね











さて、今日は絵本を紹介します。





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作・大野 正人
絵・ハラアツシ (汐文社)
「命はどうしてたいせつなの?」







食、命、思いやりの心について
分かりやすく、
やさしい言葉で綴られた絵本です。








小学生くらいの子どもに読み聞かせるもよし。

大人が読むのもよし。


それから、思春期の青少年や、
精神的に辛い状況の人にも読んでほしい。









以下、私の勝手な解釈です。









おはなしの前半は、



当たり前のことなんだけど……


日常生活のなかでは
すぐに忘れてしまうようなこと。






おはなしの後半は、


人間の「こころ」について。








この絵本は、何度読んでも

その度に心が震えます。









また、この絵本は

犯罪心理学の専門家である
出口保行さんが監修されています。



食、命、思いやりというのは
「犯罪」にも深く関連するのです。










私は常々思っているのですが…

(しかし、なかなか人に語ることができずに
いる話なのですが…)







犯罪を起こしてしまう人というのは、

次のようなケースが多いと思うのです。






育った家庭環境に何か問題があって、

親から十分な愛情を受けていなかったり…

親から食事を作ってもらっていなかったり…。





もしくは、



食の大切さを親から教わらなかったために、

自分で食べ物を選択して食べる年齢になってから

スナック菓子や清涼飲料水や
インスタント食品ばかりの食生活に……。






そんなふうにして、

身体、脳、心が
「幸せ」とは遠い状態になってしまった人に、

様々な要因が重なって、

犯罪の方向へ……。








これが犯罪の全てではないでしょうが、

間違いなく一部だと思います。








数十年前までは、
「子どもが親を殺す」といった悲惨な事件は
無かった、という話を耳にしたことがあります。



日本が核家族になり、
そして、食が近代化した。



凶悪犯罪の増加は、
そんな日本社会の問題だと思います。








世界平和のために、

日本の平和のために、





まず1人1人にできることは、

「いただきます」と「ありがとう」。









はっ!考えながら書いていたら
こんな時間に

カンタンに絵本を紹介するつもりが
重たい話になり、失礼しました。








心も体も健康で
幸せな生活ができますように。