こんにちは!
管理栄養士のchikaです






福岡は、まだまだ残暑が厳しい

今週もずっと晴れマークが並んでいます。


でも、東日本は悪天候。






その影響でしょうか…

数日前から急に
きゅうりが高くなった!!

スーパーも八百屋さんも。




私のぬか漬け生活、ダメージ大です









このように、
農作物は天候の影響で不作になることがありますが…





天候の影響を受けないものもあります。





そのひとつが、「もやし」!!






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2年前かな?

小学校勤務時代に

地域のもやし生産者(もやし工場)を
取材したことがあるので、

その時のことも思い出しながら、
今日はもやしの話を書いていきます♪











みなさんご存知でしょうか?


もやしは、屋外ではなく
工場内で生産されます。



なので、
天候の影響を受けずに
安定的に供給される、
ありがたい野菜です








「緑豆」や「ブラックマッペ」という種子に、
水を与えて育てると
もやしになります。



土を使わない、いわゆる「水耕栽培」です。


私が知る限りでは、
農薬類を使うこともないそうです。


安心して食べられますね










ただ、ちょっとプチ情報を……







「工場内で、土も使わずに栽培されている」

と聞くと、
すごく衛生的にいいような気がしますよね。






でも実際のところ…





生のもやしの細菌検査をすると、
一般細菌が多く検出されます。



もやしって実は、
汚染度が高くなりがちな食材なんです!




(ですので給食室では、もやしは
取り扱い要注意!の食材です。)







最新型の
衛生管理がきちんとできている工場ならよいのですが、

実際そうではない…
歴史の古い工場で栽培されているものがほとんどです。




もやしは水気があるので、
その水で、細菌が繁殖しやすいのです。










ですので、

もやしは調理前に
水洗いすることが大事!!✨





野菜は、水で洗うだけで
細菌数をかなり減らすことができます👍



そして、水洗いに使った「ザル」や「ボウル」も
きちんと洗剤で洗って、
二次汚染も防止してくださいね。


















それから、もやしの産地について。







もやしは日本国内の工場で作られていますが…





もやしの原材料となる
「緑豆」「ブラックマッペ」の種子は

ほぼ、中国やミャンマーなどの
外国産です!!



中国やミャンマーの痩せた土地がベストで、
安く種子ができるそうです。





日本の気候では、種子がなかなか作れない…



国産大豆で
「大豆もやし」を作ることはできるそうですが、

とてもお高くなります。









外国産の種子は、一応
輸入時に農薬の検査はされていますし、


もやしに限らず、
他の野菜でも
種子は外国産ということはよくあります。




ですので、
「実はもやしは外国産だから、食べるな!」


とは一概に言えません。












以上、プチ情報でした




次回、もやしの話②では
価格について書きますね。






心も体も健康で
幸せな生活ができますように。