管理栄養士の幸せなごはんとみそ汁生活

福岡の管理栄養士 chikaが本音を語るブログ♪

カテゴリ: 本の紹介♪

こんにちは






私、


最近、気付いたことがあるんです。






それは……


「ごはんとみそ汁生活」の幸せ効果は、
台所の排水溝にも現れる!!!






ということです










どういうことか説明しますね。




私、自宅の台所は
「まあまあ綺麗な状態」を
保つようにしています♪



台所の排水溝掃除は
週に一度、ごみ出しの日にするというのが
ずっと私のルールになっています。



排水溝のゴミ受けの部分と、
その下、手の届く範囲を
100均の亀タワシでゴシゴシ…☆






でも以前は、
(「ごはんとみそ汁生活」をする前は)

週一の掃除ではどうしても汚れが溜まり、

ヌルヌルを取るために

アルミボールを入れたり、
時々はドラッグストアで買った薬剤を
使う必要がありました。








ところが!

「ごはんとみそ汁生活」を本格的に始めてから……






排水溝が、ヌルヌルしなくなりました!!








週一の掃除で
それほどゴシゴシする必要はなく、

薬剤なんて全く使わなくなりました!!









なぜこんな効果があるか
うまく理屈で説明できないのですが…


余計な油を使っていないからでしょうか。





やはり、腸内環境をよくする食生活では、
ヌルヌル・悪臭とは無縁なのですね!





体にいいもの = 環境にいいもの。








そんな気がしています。












さて、そんな私が唱える
「ごはんとみそ汁生活」ですが、




土井善晴さんは
「一汁一菜」という表現をされています。




_20170521_092643





土井 善晴 著 (グラフィック社)
「一汁一菜でよいという提案」






土井さんの
優しさ、繊細さ、美しさ、素朴さに

癒されること間違いなしの一冊です






「毎日、夕飯の献立に悩む…」

「一生懸命に料理しても、家族が無反応で悲しい…」

「健康によい食事を心がけているけれど、これでいいのか自信がない…」

「自分1人の食卓だから、どうしても適当になる…」




そんなモヤモヤを感じている人たちに、
ぜひ読んでほしいです♪







以下、序章から原文抜粋させていただきます。




* * * * * * * * * * * * *


この本は、お料理を作るのがたいへんと
感じている人に読んで欲しいのです。

~中略~

だれもが心身ともに健康でありたいと思います。
一人の力では大きなことはできませんが、
少なくとも自分を守るというのが、
「一汁一菜でよいという提案」です。
人間は食事によって生き、
自然や社会、他の人々とつながってきたのです。
食事はすべてのはじまり。
生きることと料理をすることはセットです。


~中略~


暮らしにおいて大切なことは、
自分自身の心の置き場、
心地よい場所に帰ってくる
生活のリズムを作ることだと思います。
その柱となるのが食事です。
一日、一日、
必ず自分がコントロールしているところへ
帰ってくることです。

それには一汁一菜です。
一汁一菜とは、ご飯を中心とした汁と菜(おかず)。
その原点を
「ご飯、味噌汁、漬物」とする食事の型です。


~中略~

一汁一菜とは、ただの「和食献立のすすめ」では
ありません。
一汁一菜という「システム」であり、
「思想」であり、
「美学」であり、
日本人としての「生き方」だと思います。



~中略~


準備に十分も掛かりません。
五分も掛けなくとも作れる汁もあります。
歯を磨いたり、お風呂に入ったり、
洗濯をしたり、部屋を掃除するのと同じ、
食事を毎日繰り返す日常の仕事の一つにするのです。

「それでいいの?」と
おそらく皆さんは疑われるでしょうが、
それでいいのです。
私たちは、ずっとこうした食事をしてきたのです。




(土井善晴 著 グラフィック社
「一汁一菜でよいという提案」より)


* * * * * * * * * * * * *



ね、素敵な文章でしょう♪





これが序章で、

その後、土井さん自身のリアルプライベートな
「一汁一菜」の写真もたくさん紹介されています♪










そう、ずっと昔から
私たち日本人は、

ごはん(雑穀など)と季節の野菜を少し食べて
生きてきたのです。

その時代、
生活習慣病の人なんていませんでした。







最近は「糖質制限」という食生活が
流行していますが……


美食家で、今まで贅沢に食べ過ぎてきた人が
炭水化物を抜くというデトックスをすることは
構いません。


工場で大量生産された加工食品や
甘い清涼飲料水をたくさん摂っている人が
精製糖や人工甘味料を絶つことは
ぜひやるべきです。





でも、そうではない普通の人は、

しっかり米を食べましょう!!!








心も体も健康で
幸せな生活ができますように。



































こんにちは





今日、予約していた「青梅」が
手元に届きました~




_20170606_132321




私は6年前から、毎年
梅仕事をしています。




今年は青梅1kgだけ購入しました。


「黒糖梅酒」と、「梅シロップ」を作る予定です♪




それと、
一昨年の梅酒のビンに残った梅で
「梅ジャム」も作ります♪




明日、明後日にまたご報告します~









では、今日はこの本のお話。その①。



_20170521_092643




土井 善晴 著 (グラフィック社)
「一汁一菜でよいという提案」




テレビでよく見かける、
優しい関西弁がステキな
土井 善晴さんです。







まず、私の話になりますが…



私は何年も前から、
現代こそ「ごはんとみそ汁」が重要だと
考えてきました。



そこで、
「ごはんとみそ汁」の重要性を
たくさんの人に伝えたい!

と、本格的に行動し始めた頃に、
この本に出会いました。

まだ自分に自信の持てなかった私に、
土井さんが、
背中を押してくださった感じがしました。




土井さんと私、
提案していることが同じなんです!




人生において大切にしていること。

日本人の歴史、
見事な文化、
自然。
家庭の台所の大切さ。


土井さんのお考えに、
とてもとても共感しました。



もちろん、知識と経験には
雲泥の差があります
(私もこんな文章を書けるようになりたい!)







土井さんの文章は、
読むとなんだか

心が温まります

癒されます




人間性が伝わってくるのですね。







ただ…

書かれている内容は
誰にでもわかる一般的な話なのですが、

文章量がやや多く、
論説文的な書き方なので

読書が苦手な方には
ツラいかもしれません…

私は、1日1章のペースで読むのが
ちょうどよかったです♪






まだまだ感想を書きたいのですが、

続きはまた次回

今日はこれにて♪






心も体も健康で
幸せな生活ができますように。











こんにちは







本日の朝ごはん。




_20170529_103800




□3割玄米ごはん with じゃこ
□みそ汁(豆腐、青ねぎ、えのき)
□自家製梅干し & ぬか漬け(大根)





私は、朝は食欲がないタイプなので
ごはんは小盛り。




そもそも食欲が全く湧かなければ、
飲み物だけの朝もあります。





「1日3食しっかり食べる」なんて
しなくていい。









そもそも「栄養バランス」という言葉や概念が
日本で言われるようになったのは
ほんの60年ほど前のこと。



高度経済成長の時代です。



日本が
欧米に追い付け、追い越せ、と
ぐんぐん成長していった時代ですね。



その頃に、
欧米式の栄養学が日本中に広められました。









でもそのせいで、


欧米人のように肉や油や小麦ばかり
食べるようになり、


日本人の体に合った、
本来の健康食が見失われ、


結果、生活習慣病やアレルギーに苦しむ人が
急増した。








今、欧米式の栄養学が
日本人には合っていないことが
証明されたと言っていいでしょう。








ごはんとみそ汁と
伝統の発酵食品さえ食べていれば、


日本人は
生活習慣病にはならないし、


アレルギーにも負けない
強い免疫力をつけることができます。












ではここで、



「栄養バランス」の呪縛から
解放されよう!



と、提唱している本をご紹介します。





IMG_20170529_111957_761



IMG_20170529_111957_762




幕内 秀夫 著 (西日本新聞社)
「なぜ、子どもはピーマンが嫌いなのか」






著者の幕内さんは、
管理栄養士。

「粗食のすすめ」「変な給食」も執筆された、
とても有名な方です。



また、
「はなちゃんのみそ汁」が映画にまでなった、
はなちゃんのお父さん、
安武信吾さんが編集をされています。









日本中の老若男女みなさんに
読んでもらいたい本ですが、



特に、お子さんの好き嫌いで
悩んでいる方には
本当におすすめです!!





文字数も少なく、
かわいいカラーイラスト盛りだくさんで
とっても読みやすいですよ






目次だけ
紹介させてください。






講座①なぜ、子どもはピーマンが嫌いなのか?

講座②野菜を食べないのは「偏食」ではない

講座③「栄養バランス」は忘れよう!

講座④大人と子どもは別の生き物

講座⑤心の栄養がいるのは大人だけ

講座⑥はまると怖い「うま味トリオ」

講座⑦パンの親友は砂糖と油

講座⑧70点の食事をキープしよう

講座番外編まくうち先生に質問!









味覚や嗜好に関する
おもしろい話も

とっても分かりやすく解説してあります。








私はこの本を何年も前に読み、


小学校勤務時代には、

好き嫌いの多い子どもたちや
その保護者の方への対応に


非常に役立ちました





その話はまた今度書きますね。






では今日はこのへんで♪






心も体も健康で
幸せな生活ができますように。





















こんばんは






_20170515_191039



今日の食卓。


□3割玄米ごはん+自家製梅干し
□みそ汁(豆腐、わかめ、大根、冷凍えのき)
□手羽先と新じゃがの甘辛煮
□ぬか漬け(みょうが)





スーパーで今年初のみょうがを見つけたので
ぬか漬けにしてみました。


1日漬けましたが…
食べてみると漬かりが浅かったので、
2日漬けるべきでした


また今度やってみます。













さて、今日は「減塩神話」の話です。









「血圧を下げるために、減塩しましょう!」

「塩分の摂りすぎは体に悪いですよ!」





もはや、小学生でも知っています。




「塩」は体に悪い。

料理は薄味がいい。








………本当にそうなのでしょうか。









実は、

本当に悪いのは

「精製塩」と呼ばれる塩。




1kg100円ほどで売られていて、
普段私たちが口にする塩は、ほぼこれです。






この「精製塩」というのは
工場で化学的に製造されている、
「塩化ナトリウム」のかたまりです。


味は、単に「しょっぱい」だけ。


とても安いですが、
体には悪いんです。


口にすればするほど、
体内のミネラルバランスを悪くします。
心にも体にも、たくさんの悪影響を及ぼします。








摂るべきなのは、
「自然塩」に分類される塩。

(簡単に言うと、「精製塩以外の塩」と
思っていただければいいです。)


この「自然塩」は、
自然の海水と同じミネラルがたくさん
含まれています。


「塩化ナトリウム」だけでなく、
塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、
硫酸カルシウム、そして
様々なイオン類も含まれているのです。


だから、味は
ほんのり「うまみ」「甘み」も感じられ
複雑なおいしさがあります。


値段は、「精製塩」に比べると
2倍以上します。


でも、「自然塩」は
摂りすぎに気を付ける必要がない。


だって、ミネラルバランスが
最善の状態に整っているから。











本屋さんに行けば、
正しい塩の知識が得られる本が
たくさん並んでいます。


私も何冊か読みましたが、


_20170515_190936




この本は分かりやすいので
おすすめです。



白澤 卓二 著 (あさ出版)
「長生きできて、料理もおいしい!
すごい塩」



著者の白澤先生は
テレビ番組にもよく出演されていて、
話がとてもわかりやすいです。









正しい塩の情報を
日本中に伝えたい!!!



消費者運動を起こしたい!!!



消費者が変われば、
食品メーカーや飲食店が変わるから。

日本の食環境を変えられるから。





というのが私の目指すところです









心も体も健康で
幸せな生活ができますように。



























こんばんは




今回は私の個人的な話になります。

興味のない方は、読み飛ばしてください…







ここ数日、なんだか色々と
「ひらめき」がありまして。




自分の仕事について、
ぼんやりとですが
やりたいことが見えてきました




2つあるんです。




1つめは、
個人の方を対象に、
心と体の健康を目指す
カウンセリング(コーチング?)をすること。

数字の話ばかりの、
いわゆる従来の栄養指導ではなくて…。




2つめは、
今の栄養学に疑問を感じている人たちが集う
コミュニティを作ること。

管理栄養士に限らず、
医療関係の人なら誰でもOK!




どちらも、
フリーになった私だからこそ
思い切りできること。






実現にむけて、今から動き出します!

まずはこのブログで宣言してみました











…というわけで、

最近読んだ本、その②です。





_20170511_205658




ながい かよ 著 (すばる舎リンケージ)

「管理栄養士で自分らしく働く方法」








4月の初めに、本屋さんで
全然別の本を探していた時に…

たまたま、運命的に、
目に入ってきた本です!


すぐに買ってすぐに読みました。


そして1か月経ち、
また最初から全部読みました。










「管理栄養士」は、

立派な国家資格なのに、
本当にその専門知識・スキルを生かして
働いている人は少ないのが現状です。





日本では、なぜか、
「管理栄養士」の
社会的な評価がとても低い。





これは私が学生時代に聞いた話ですが…
欧米では
管理栄養士はきちんと評価されていて、
お医者さんと同じレベルの収入があるそうです。








そんな中、
ながいかよさんは
精力的に活動されています。


以前は病院や企業に勤めて
栄養指導に従事されていましたが、
独自の栄養指導メソッドを確立し、
2010年に独立。


現在は株式会社の設立をはじめ、
全国で幅広く活動されています。


*一般の方に向けた栄養指導をする
「栄養院」を運営

*管理栄養士の方に向けた
栄養指導の講座

*日本初の管理栄養士専門の
独立支援スクールを開講

*日本美しすぎる管理栄養士協会会長

*ジャパンビューティーフーズ協会理事


などなど…。



気になる方は、
「ながいかよ」さんで検索してみてください☆






また、この本では
ながいかよさんの他にも
自分らしく道を切り開いていかれた
たくさんの先輩方の経験談が
紹介されています。









管理栄養士は、
もっと活躍の場があるはず!!


もうすでに
その場を手にしている先輩方がいる!!








「なんだか、もやもや」を感じている
管理栄養士のみなさんに
ながいかよさんのことを知ってほしいです。









心も体も健康で
幸せな生活ができますように。











↑このページのトップヘ